◆「近未来 展」 2019年11月1日~11月11日


Alice in teeny slumber ~アリスのうたた寝~

近未来 個展

2019年11月1日(金)~11月11日(月) 12:00~19:00(最終日17:00まで) 11月6日水曜休廊 入場無料


圧倒的に可愛くて、ちょっぴりダークな不思議な世界!

創作人形作家・近未来の作品はそのどれもがとても可愛く幻想的な雰囲気で、人形たちのキュートな表情を見ていると誰もが癒されていきます。

そしてその人形を何度も見ているうちに、その可愛さの中にちょっぴりの毒とちょっぴりのグロが垣間見えてくることに気が付きます。それはまるで「不思議の国のアリス」のように可愛い系のファンタジーだった物語を読み進めていくといつの間にかちょっぴり妖しいダークな世界の魅力に引き込まれていくようです。

アリスに出てくるキャラクターをモチーフにした作品「牡蠣の子」は、本物の牡蠣殻に入っており、つるん・ぷるんとした触感を感じられるような身体と眠っているような可愛らしい表情の中に不思議な妖しさがある、とても人気のある作品です。

今回個展ではその牡蠣殻を使った代表作を中心に不思議で可愛い作品約30点が展示販売されます。

とてもキュートで可愛くて、ちょっぴり毒可愛くてグロ可愛い不思議な人形達にぜひ会いに来て下さい!


近未来 プロフィール

大分県出身

高校在学中より独学で人形を作り始め、のちに上京し四谷シモンに師事。

現在は埼玉の山の麓で球体関節人形、貝殻や刺繍を組み込んだオブジェ作品などを制作。

その独特の世界観の創作人形で人気を博している。



最終更新日
2019年11月13日 | カテゴリー :

◆「濱 直史 展」 2019年9月13日~9月24日


和ンダフル!~BONSAI ORIGAMI~

濱 直史 個展

2019年9月13日(金)~9月24日(火) 12:00~19:00(最終日17:00まで) 9月18日水曜休廊 入場無料


折り紙から盆栽が!? 美しい和の立体切り絵!

切り絵した紙を、折り、重ね、組み立てることにより立体的な作品に仕上げた「立体切り絵」。濱氏のその独自の技術により生み出される作品は、どれもがとても美しく繊細で平面の切り絵にはない魅力に溢れています。

特に鶴をはじめとする伝承折り紙をモチーフにした作品の数々は、日本の伝統文化とその独創的なアイデアが驚くほどマッチして、観る者全てに「和」の素晴らしさを感じさせます。

そして今回美しい濱氏の立体切り絵が更に進化して、代表作である鶴の作品が精巧に紙で制作された盆栽と見事に融合し「BONSAI ORIGAMI」として新たに誕生しました!

今回個展ではその新作「盆栽折紙」を中心に西陣織で制作された作品など、美しい立体切り絵作品約30点が展示販売されます。

日本の素晴らしい「和の美」を感じさせる立体切り絵の世界をぜひお楽しみ下さい。


濱 直史(はま なおふみ)

1981年生まれ

2011年より切り絵を始め、独学で切り絵を学ぶ。

リアルな草花からファンタジーな作品まで?独自な世界観で切り絵を作り上げ、新しい切り絵の可能性を模索、伝承折り紙やペーパークラフトに切り絵を施す「立体切り絵」という新しい独自のスタイルでの表現を確立。

さらに和紙で曲面を自作し、そこに切り絵を施す「曲面立体切り絵」など次々に新しい作品を考案し制作している。



最終更新日
2019年9月27日 | カテゴリー :

◆「小林和史展」 2019年7月12日~7月22日

ぼくたちの記憶採集 Insect collecting for the Lost memories

小林和史 個展

2017年7月12日(金)~7月22日(月) 12:00~19:00(最終日17:00まで) 水曜休廊 入場無料


「美しくそして懐かしい驚異の切り紙虫!」

紙を素材にハサミ一本で驚くほどリアルに美しい昆虫を制作する、小林和史氏の個展を実施させていただきます。

造形作家、映像作家、服飾デザイナーでもある小林氏は、イッセイミヤケのファッションデザイナーを務めた後独立し、アーティスト、デザイナー、空間演出家と多彩な活動をされております。その小林氏のライフワークともいえる作品がこの紙を素材にハサミ一本て驚くほどリアルに制作される美しい昆虫達です。

ハサミで一ミリを15等分に刻むことができるその驚異の技術から生み出される原寸大の切紙虫達は、そのあまりのリアルさに、小林氏が作ったハエを本物のカマキリが食べようとして吐き出してしまったほど本物の虫もだまされるほどリアルです!そのペーパーワークと他の素材を組み合わせて創る作品は宝石のように美しく魅惑的でまるで作品の中に生命と時間とが封じ込められているように感じられます。小林氏のこれら作品は、あのU2のギタリストのジ・エッジ氏やローリングストーンズのドラマーのチャーリー・ワッツ氏のコレクションにも加えられております。

今回は美しい額やケースに収められた約30点の昆虫作品が展示されます。中心になる作品は、額までもが全て紙で制作された多種多様な紙昆虫の標本箱です。誰もが持っている忘れていた昆虫との思い出に浸りながら、美しくそして郷愁を感じる不思議な切紙虫の世界をぜひお楽しみ下さい。

小林和史 / 紙昆虫普及社  メッセージ

ぼくは、ほぼ産まれながらに森羅万象、リアルには人間や社会の有様までを “昆虫のカタチ” として表現する習性をもっています。何方でもオトナになるプロセスの中で、いつしか置き去りにしてしまった大切なコトが有ると思います。そして誰でも昆虫の居る想い出はあるのではないでしょうか。たいがいは、それが良き想い出ではなくても、そんな昆虫の眼になって振り返ってみますと、五感に刻み込まれた人生の様々なシーンが実に色鮮やかにリプレイされて来るはずです。その様な眼を持ちますと、あるいはこの惑星に活きる、星の数ほども存在する昆虫たちの中に、自分そっくりのカタチをしたヤツを発見出来たりも。つまりはアナザーワールドは常に自分のなかにも存在するのです。


小林和史/美術家

3歳の時より独学で、一枚の紙からハサミにより「昆虫と共生する世界」を創作、演出し現在に至る。またそれらが独自の「自然観」となり、様々なクリエーションの原点となっている。

[1983 ~ 1988] パリコレクションデザイナー、プロダクトデザイナー(株) 三宅デザイン事務所

[1988] 独立、本格的に各地でアーティスト活動を開始する。

[2001] out sect 設立、アート、舞台、C M 、映像ムービーなどの演出、美術、コスチュームデザイン等を手掛ける。また、HOMME PLISSE(ISSEY MIYAKE )・メゾンエルメス・CHAUMET( LVMH )・SONY・蔦屋代官山T-SITE、蔦屋家電などの施設アートディレクションに携わる。造形作家としては、毎年、国内外のギャラリーや施設等で新作を発表し続けている。

近年の個展 /イベント展示

2012 BARBARA RUETZ 現代アートギャラリー(ミュンヘン/ドイツ)

2013 Zeedijik アートフェア(Knokke/ベルギー)

2013 Axel Pairon アートギャラリー(Antwerp/ベルギー)

2014 画廊翠巒(前橋/群馬)

2015 Galleryリトルハイ(中野/東京)

2016 リアリティ ラボ ISSEY MIYAKE(青山/東京)

2016 ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE(船場/大阪)

2016 渋谷パルコ エントランス(HOMME PLISSE)

2016 渋谷西武 「ダーウィンの書斎/小林和史展」

2017 神楽サロン/小林和史常設展(伊勢神宮外宮)

2017 CHAUMET(赤坂クラシックハウス/東京)



最終更新日
2019年7月24日 | カテゴリー :

◆「伊藤博敏展」 2019年6月14日~6月24日

“IN THE STONE !”

伊藤博敏 個展

2019年6月14日(金)~6月24日(月)
12:00~19:00(最終日17:00まで) 6月19日水曜休廊 入場無料


「石に取り付けられている不思議なファスナーの中は!?」

家業の石材店を営みながら、石を使用した驚きの作品を制作し海外でも高く評価されている伊藤博敏氏のストーンアート。

天然石を加工し、そこに異素材のパーツを加えて生まれたその不思議な作品は、そのどれもがとても石で制作されたとは思えないものです。

特に石の表面にファスナーがある作品は、まるで初めからそこにファスナーが存在し今まさにそれが開いたかのように自然に取り付けられています。さらにその不思議なファスナーの中には、様々な国の本物のコインや美しい植物の実、機械の部品などビックリするような驚きの物が詰め込まれていています。そして石の中の眼がこちらを覗き込むギョッと驚くような作品やファスナーの中から歯が覗き、まるで石が生きて笑っているようなドキドキさせる作品もあります。

驚異の技術と素晴らしい表現で石の素材感を引出し、観る者すべてに表情豊かな石の魅力を感じさせるミステリアスでちょっぴりユニークな作品たち。自由な遊び心がたっぷりつまった摩訶不思議な石達にぜひ会いに来てください!(約20点の作品を展示・販売予定です。)



伊藤博敏 プロフィール

1958・・長野県松本市に生まれる
1982・・東京藝術大學美術学部工藝科卒業
1987・・アトリエヌーボーコンペ審査員賞
1990・・東京デイリーアートコンペ入選
1992・・アビターレイルテンポ (Italy)
1995・・第2回トリックアートコンペ優秀賞
(第3回〔1997〕第4回〔1999〕第5回〔2001〕入選)
2006・・個展「石笑う」 朝日美術館
     個展”Pleasures of Paradox” ボストン(USA)、 SOFA Chicago (USA)(also in ’07.’08)
2007・・SOFA New York (USA)(also in ’08.’09)
2008・・MIASA EXHIBIT (USA)(also in ’10)
2009・・個展Marble and Stone Sculpture (Australia)
2011・・個展”Pleasures of Paradox ‘11″ ボストン(USA)
※他、個展を中心に各地で作品発表


最終更新日
2019年6月25日 | カテゴリー :

◆「小林健二展」 2019年4月26日~5月7日

「Crystal Specimen -結晶標本-」

小林健二 個展

2019年4月26日(金)~5月7日(火)
12:00~19:00(最終日17:00まで) 休廊なし 入場無料


-神秘的で不思議な美しい結晶の世界-

絵画、立体、インスタレーション、映像、音楽など多彩な表現で創作活動を続けるアーティスト小林健二氏。その深い知識と高度な技術が織り成す作品は神秘的でありながら、どこか郷愁を感じさせる不思議な感覚で観る者を魅了します。

これまでファインアートの世界での作品発表の個展が多かった小林氏ですが、今回は別の面である彼の探究心から生まれた結晶作品に焦点を当てた特別な展覧会となります。

小林健二氏は子供の頃より上野の国立科学博物館に通い、鉱物標本室に心を奪われる少年時代を過ごしてきました。そんな科学少年だった彼が結晶の世界に魅せられてから50年近い年月が経ち、様々な物質の結晶を育成することに興じることになります。

科学が魔法の様に思われていた昔から変わらず存在する鉱物の魅力、それを体感する一人であった小林健二氏です。地中の深い場所で気の遠くなるような時間をかけて秘密裏に鉱物結晶の生成は行われますが、表現者としての彼の好奇心によって自らそのプロセスを体験するがごとく結晶作品が生まれてゆきます。

今回の個展では小林氏が自ら一つ一つ時間をかけて育成した美しい結晶作品約100点が展示販売されます。そして代表作である不思議な土星作品の新作も展示する予定です。

不思議で神秘的でどこか懐かしさを感じる美しい結晶の数々をぜひお楽しみ下さい。

4/27(土)夕刻より作家在廊



小林健二プロフィール

1957年東京港区生まれ

オフィシャルサイト kenji-kobayashi.com

展覧会(抜粋)

1991 [BEYOND THE MANIFESTOー美術とメッセージー]水戸芸術館

1992 [色の博物誌・青ー永遠なる魅力]目黒区美術館

1994 [美術と博物展]福井県立美術館

1999 [内と外-Inside and Outside-]富山県立近代美術館

2000 [水晶の塔をさがしてー現代アートが開く「私」の世界]福岡市美術館

2003 [ひかりさえ眠る夜に]福井市美術館

2005 [地球に咲くものたちー小林健二氏の鉱物標本室からー]石と賢治のミュージアム

2015 [Nocturnal Saturiun-土星夜-]Magallanica

2017 [IYNKUIDU TFTWONS]Gallery TSUBAKI

主な出版物

「AION」用美社・「みづいろ」「PROXIMA」銀河通信社・「ぼくらの鉱石ラジオ」筑摩書房


最終更新日
2019年5月9日 | カテゴリー :