SouMa 立体切り絵展
2020年10月10日(土)~10月19日(月)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
入場無料 10/14水曜休廊
三度見必須の超絶アート!(SouMa作品の正しい鑑賞法は三度見です)
切り絵の世界の概念を大きく超えた立体的で重層的、複雑で繊細な美しい作品を生み出す立体切り絵作家SouMa(ソウマ)の世界をより一層楽しんでいただけますよう、今回の個展では展示の作品はぜひ二度見ならぬ、三度見していただきたいと思います。
1.まずは作品全体をゆっくりご覧いただき、美しい表現とその世界観をお楽しみ下さい。SouMaは基本的に下絵を描かず頭の中にあるイメージをカッターナイフ1本によって一枚の紙に落とし込んでいきます。切り抜いた部分を何層にも重ねて立体的にしていき、時には線香で焦がして風合いをつけるなど独創的な作風と感性によって様々なモチーフを美しいアートにしていきます。
2.次に作品の細部をじっくりご覧下さい。作品を構成しているパーツはその全てが紙とは思えないほど複雑で緻密に表現され、驚きの技術により極細に切り抜かれています。例えばSouMaの代表的なモチーフである羽の1本ずつの毛の細さは1mmにも満たない細さです。時には驚くほど細く切った紙を糸に見立て、本物の針を使って縫っていくこともあります。作品の中で編んでいる髪の毛1本1本はなんと実際の髪の毛と同じ約0.1mmの細さです!
3.最後に全てが繋がっていることに驚きながらご覧下さい。信じがたいことにSouMaの作品は複雑で繊細なパーツの一切が切り離したり貼り合わされたりすることなく、全ての部分がひとつに繋がっています!
驚異の技術により一枚の紙から生まれる美しい奇跡の作品。SouMaによる唯一無二のカミワザ!(神業!紙技!)アートをぜひお楽しみ下さい。
SouMa(ソウマ)
立体切り絵アーティスト。出身地、島根県。小学生の頃から切り絵を始める。美術やデザイン関係の学校で学んだ経験はなく、全て自身の感性に任せて作品を創作するため、唯一無二の独創的な作風が特徴である。作風は非常に多岐に渡っており、平面的なものはもとより、立体的なもの、光との融合等、従来の「切り絵作家」という枠を完全に超えた創作活動を展開している。また全ての作品は繋がった1枚の紙からできている。島根県松江市の観光大使も勤めている。